L6470

STMicroの2相バイポーラステッピングモータードライバICです。
最大ピーク出力電流は7A、平均3Aです。
最大1/128マイクロステップが可能で開発に独自のステッピングモーターモデルを使用し、他モータードライバとは違った切り口でステッピングモーターを作動させてます。

ステッピングモータ自体の回転が非常になめらかで、ほどんどモーターの作動音がしない回転をさせることができます。

ドライバIC単体ではStep/Direction信号を受ける事はできません。
マイコン等でSPI通信を行い、ステッピングモータードライバの設定を行います。
マイコンにてドライバICとの通信を行い、ステッピングモータードライバ内部のレジスタを監視しながらでないとなかなか上手く回ってくれないとても敷居の高いドライバです。

IC自体にSTCKなる端子が出ているのでここにStep信号を入力し、Direction(回転方向)の信号は一旦マイコンにて受けて、SPI通信にてコマンドに変換してドライバICへと送らなければなりません。

このシリーズのステッピングモーター駆動用に、STM32用のファームウエアがSTMicroから公開されていますが、STM32でなくとも、SPI通信のできるマイコン(Arduinoでも)であれば、コマンドによるドライバの設定、駆動が可能です。

ただし、設定値決定のために使用するステッピングモーターの逆起電力の計測や、その数値を元に計算式より導き出す数字を起動時にステッピングモーターへおくらなければなりません。
STマイクロのデータシート及び各種アプリケーションノートを読まないと設定できません。



北の国から電子工作(仮)のspinelifyさんが、駆動用のArduinoのスケッチを公開されてます。


ICのブレイクアウトボード秋月電子通商

L6470 ステッピングモータ・ドライバキットストロベリーリナックス



動画を見ていると分かりますが、モーター停止時に結構な電流が流れています。
ピーク電流7Aとなってますが、使い方によっては結構簡単に最大ピーク電流を超えてしまうかもしれません。

L6470Str.JPG
ストロベリーリナックスさんのL6470ステッピングモータードライバキット

eval6470.JPG
STマイクロのEVALボード



  • 最終更新:2013-04-26 20:57:02

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